2024年09月号 第112話 これからのこと
はじめまして。2024年6月から草津市西渋川で「いわさ眼科」を開業しました、岩佐真紀と申します。前任の大学病院では白内障手術や小児眼科・斜視を中心に研鑽を積んできました。
開業して2か月が過ぎ、ようやく身体が慣れてきたところです。いままで働いていた環境は、かなり作りこまれた組織の仕組みがベースにあり、その土台のうえで、自分は気楽に働かせてもらえていたのだと、この数か月間、身をもって実感しました。クリニックでは一から組織をつくっていくしんどさと、面白さを毎日経験させてもらっています。これからどのような形に落ち着いていくのか(落ち着くのかな?)試行錯誤しながらすすんでいきたいと思っています。
ここ10年は大学にいるか子供といるか、の生活だったため、すっかり趣味=仕事となってしまいました。なかなか家を離れて一人の時間が持てないため、もうしばらくは仕事中心の生活が続くと予想されます。いまは仕事が楽しく、自分ではこの生活も悪くないとおもっていますが、先生方のエッセイを読ませていただき、楽しそうな趣味やイベントに溢れた生活を羨ましく感じました。
これまで出会った周囲の憧れの先生方は、男女問わず皆さんバイタリティに溢れていて、常に新しいことにチャレンジされていました。わたしも、無趣味に甘んじず、好奇心をいつまで持ち続け、自分の趣味と社会に役立てる活動を探していければと思っています。
まずは地域の皆さんへ自分ができうる限りの最良の診療を提供することが最初の目標です。今後ともよろしくお願いいたします。
岩佐 真紀(いわさ眼科)