湖南広域休日急病診療所のご案内

日曜祝日の急病に対応するため済生会滋賀県病院前において日曜、祝日ならびに年末年始の午前10時から午後10時まで(受付は9時30分まで)診療を行っています。湖南広域行政組合が運営し、草津栗東医師会と守山野洲医師会、滋賀医科大学の協力のもと内科、小児科の診療を行っています。

対象は急な発熱(感冒、インフルエンザなど)、下痢や嘔吐(急性胃腸炎など)、じんましんや湿疹などの皮膚疾患など診察と投薬により軽快する病気が対象です。

湖南広域急病診療所

湖南広域休日急病診療所

〒520-3046
滋賀県栗東市大橋2-7-3(済生会滋賀県病院前)
TEL:077-551-1599 FAX:077-551-1600

診療科目

主に内科、小児科

診療日時

日曜日、祝休日、年末年始(12月29日から1月3日)
午前10時から午後10時まで〔受付は午後9時30分まで〕

注意事項

  • 手術や入院はできません。
  • 各種健康保険証、その他の医療受給者証を持参してください。
  • 診察料(現金)を持参してください。
  • 症状によっては診察できない場合があります。必ず事前に症状を電話かファクスでお伝えください。
湖南広域休日急病診療所待ち時間を確認する

アクセスマップ

湖南広域休日急病診療所マップ

休日急病診療所の歴史

草津市栗太郡休日急病診療所は、休日の急患に対応するため、昭和53年に草津市栗太郡医師会事務所が置かれているサンサンホール横(草津市大路2-1-35)に設置されました。(当初は29人の医師会員ならびに薬剤師会会員が交代で参加)

当初は60人/日以上の利用者があったが、病院の救急部門の充実などから徐々に利用者が減少。一時は、全国的にも廃止の議論もありましたが(実際一部の地域では廃止されました)、病院の救急の繁忙、病院勤務医の減少、疲弊の問題で休日急病診療所(一次救急:軽症疾患の診療)の重要性が指摘され新たに広域の休日急病診療所構築となりました。
平成24年4月から草津栗東医師会と守山野洲医師会が共同して休日急病診療所を運営することになり、名称も「湖南広域休日急病診療所」と名称変更され、平成26年4月には栗東市大橋二丁目7-3 済生会滋賀県病院前に新築移転しました。

新築移転後の診療状況

新築移転後は交通の利便性等が高まり 受診患者が増大し一万人を突破、平成26年度の72日間の受診者総数は、10,617名で、1日平均受診患者数は、147名となっています。

また、平成26年度は年末から1月にかけてインフルエンザが感染拡大し、12月及び1月の患者が急増、年末年始期間中(8日間)では、1日平均329名となり、最多は、12月31日に430名が受診されました。

湖南広域休日急病診療所玄関
湖南広域休日急病診療所玄関
湖南広域休日急病診療所外観
湖南広域休日急病診療所外観

一次救急と二次救急の役割分担と連携

軽症患者(投薬のみで対応できる病気《例えば 風邪、インフルエンザ、急性胃腸炎など》:一次救急)は休日急病診療所が対応し、必要があれば二次救急へ転送紹介します。二次救急、三次救急病院は重症疾患(検査や入院、高度な医療が必要な病気《心筋梗塞、脳卒中など》)の治療に専念することができます。

このことにより、一次救急と二次救急との役割分担と連携が図れ、限られた医療資源を有効に利用できるものです。今後は利用者の皆さんが診療所・病院の役割を理解して頂き、必要以上の負担を軽減する受診行動を行うことが救急医療において求められてきています。

新型インフルエンザの流行

平成21年5月、新型インフルエンザ流行により、急激な利用者増加(特に小児科)に対応するため、部分的な内科小児科2診体制が開始。草津栗東医師会員のみでは小児科医が不足する中で、平成22年11月からは、休日診療所が廃止されていた守山、野洲医師会の小児科医と病院(滋賀医大、済生会病院、守山市民病院、野洲病院)小児科医が参加して、終日、内科系医師と小児科専門医の常駐する2診体制となりました。

新型インフルエンザの流行
新型インフルエンザの流行

新型インフルエンザの流行