2017年12月号 第33話 露天風呂デビュー
私は、元々温泉大好きという訳でもなく、周囲の人目を気にする大浴場より、同じ泉質の個浴があれば、その方が気楽と考えていました。その私が先日、露天風呂デビューを果たしました。
大阪の女子会グループ4名で年に何回か会食を楽しんでいるのですが、最近はその内、1回をお泊りで行くことにしています。
大抵近場でゆっくりするのですが、今回は行き先を話し合っていたら、なぜか「皆行ったことない。」と言う事で湯布院に決定。
湯布院をすごく知っている訳でなく、響きとテレビで見たイメージで。
テキパキ旅程の組める人が新幹線、飛行機をチェック。一泊しか無理なので、伊丹空港より出発となりました。
前の週、大分県は豪雨で大丈夫かと心配していましたが、旅行の2日間は好天に恵まれ、皆が「私は晴れ女」と口々に。
観光タクシーも予約してくれ、途中観光しながら夕刻旅館到着。
お風呂が有名な老舗旅館らしく、離れタイプの広いお部屋でゆったりできました。
女性用の大露天風呂が自慢との事で、私もちょっと恥ずかしいけど、そこはいっしょに楽しむ事にして皆で行きました。
25mプールより広い感じで、露天風呂未経験者が言うのも変ですが、こんなに広いのは日本一?
行った時はまだ明るく恥ずかしい気持ちをぐっと抑えていましたが、由布岳が一望できる開放的な風景が広がっていて、感動している間に日は暮れ月明かりの中、人影もボンヤリ。私もボンヤリとしか見えていないと決め、のんびりと下から湧き上がるお湯を楽しみました。
初露天風呂としては気候も良く天候にも恵まれ、時間帯もバッチリで、中々良い経験でした。ただしリピーターになるかは、今も保留中です。
岡 敦子(岡診療所)