学術部の事業報告(令和2年度)
県医師会主催によるもののほか、各委員それぞれ内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産業医会、学校保健医会その他の学会および研修会に出席した。学術部が開催した講演会、研究会等は下記のとおり。
【学術講演会】
開催日 | 講演内容 | 講師 |
令和2年12月26日 | 冬季発熱患者の診療アプローチと医療従事者の感染対策 | 佐賀大学医学部
臨床感染症学分野 教授 青木 洋介 |
【G-Pネット講演会】
開催日 | 講演内容 | 講師 |
令和2年8月29日 | 「新型コロナウイルス流行と精神科治療の実際」
「コロナと差別偏見」 「コロナ禍の不安・抑うつ動向に関して」 |
メープル・クリニック 院長 佐藤 啓二南草津坂本診療所 院長 坂本 暢典ひつじクリニック 院長 田中 和秀 |
【循環器研究会】
開催日 | 講演内容 | 講師 |
令和2年8月19日 | 第186回「虚血性心疾患の診療をめぐる最新の話題、心房細動患者を含めて」 | 滋賀医科大学 教授 中川 義久 |
令和2年10月21日 | 第187回「滋賀県の心臓外科事情と問題点の傾向」 | 滋賀医科大学 教授 鈴木 友彰 |
令和3年2月17日 | 第188回「当院循環器内科2021年の新たな取り組み」 | 滋賀医科大学 教授 中川 義久 |
【学術部 令和3年度事業計画】
会員の学術意識の高揚と医療水準の向上、生涯学習の充実強化、医療事故防止対策・医療の安全確保の推進を基本方針として以下の事業を行う。
- 学術講演会や研究会などを適宜開催する。
- 日本医師会・県医師会・郡市医師会ならびに専門医会が開催する学術講演会や研修会の参加を促進する。また、近隣の郡市医師会との連携を図り,学術活動の充実に努める。
- 日医生涯教育認定証取得の条件は3年間の間で、単位数とカリキュラムコード(CC)の合計が60以上となっている。日医かかりつけ医機能研修制度の基本研修は、日医生涯教育認定証取得が条件であることより、なるべく多くの会員が認定証取得できるように努める。
- 県医師会と協力し、診療録記載の充実を図り、医事紛争防止研修会への参加を促進すると共に、医療の安全確保に努める。又、ヒヤリハット情報の収集に努める。
- 病院部と協力して、病診連携の推進(開業医のための勉強会・ドクター交流会・CPC)および体験学習の充実を図る。
- 各部(GPネット実行委員会など)と積極的に協力して地域医療の向上に努める。
- 滋賀医学会総会への積極的参加を促進する。
- 新医師臨床研修制度に関する地域医療研修に協力する。